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起動からシャットダウンまで、「Windows 10」を高速化する8つの方法

2016年08月04日 14:07

MakeUseOf:PCの動作が遅いのは、ちょっとしたイライラではなく、もはや精神的苦痛です。「Windows 10」へのアップグレードも、何の問題もなく済んだという人がいる一方で、困った問題に悩まされている人もいます。Windows 10にアップグレードしたら、マシンが遅くなったという報告さえあるほどです。

こうした動作が遅くなるトラブルは、解決が難しいのも困ったところです。マシンのスピードを上げる「最高の裏技」や「人気のテクニック」を紹介するとうたうウェブサイトは数多くありますが、これらは往々にしてレジストリをいじるといった小手先のテクニックだったり、実際には効果のないクリーナーソフトを勧めたりするものです。こうしたものに惑わされず、実際に効果が確かめられている方法を使ってみてください。以下に紹介する方法を試せば、たちまちWindows 10搭載PCがスピードアップするはずです。

1. 起動設定の変更

 

マシンの起動が遅いのは誰だって嫌なはずです。でも、もうこの問題に悩まされる必要はありません。Windows 10には「高速スタートアップ」と呼ばれる機能があり、これをオンにするだけで起動時間が短縮できます。これは、これまでのWindowsでいう「休止状態」と同じような仕組みを使っています。休止状態では、Windowsがコンピューターの状態や開いているプログラムなどを、まとめてハイバーネーションファイルに保存します。再び電源を入れると、Windowsがこのファイルを使って、マシンを元の状態に戻すわけです。高速スタートアップの場合は、マシンがオフになる前にWindowsのカーネルやインストール済みのドライバをあらかじめ読み込んでおくことで、次回の起動を高速化します。この設定をしていないと、PCの電源をオンにするたびにWindowsのカーネルを再び読み込むため、起動に時間がかかるわけです

高速スタートアップを有効にするには、まずは休止状態を有効化する必要があります。そのためには、まず「スタートメニュー」を右クリックするか、Windowsキー+Xを同時に押してパワーユーザー向けメニューを立ち上げ、コマンドプロンプト(管理者)を選んで以下の文字列をコピー&ペーストします。

powercfg /hibernate on

先ほどのメニューに(Windowsキー+Xで)戻り、コントロールパネル>(システムとセキュリティ>)電源オプション>電源ボタンの動作の変更と進むと、現在利用可能なオプションが表示されます。この画面で高速スタートアップを有効にするのボックスにチェックを入れ、変更の保存をクリックします。これで高速スタートアップが有効になったはずです。

おことわり:高速スタートアップが有効になっているマシンでは、シャットダウンの際の挙動が通常と異なります。これがアップデートの際に問題になるケースがあります。PCをアップデートしたい、あるいはPCを完全にシャットダウンしたい場合は、高速スタートアップをオフにし、スタートメニューかパワーユーザー向けメニューから手動で電源を落とす(シャットダウンまたはサインアウト >シャットダウン)か、あるいは通常の再起動を行ってください。再起動は高速スタートアップの影響を受けません。

2. 起動設定でマシンのパフォーマンスを向上

 

起動の際に立ち上がるプログラムの設定は、PCの高速化における重要なステップです。設定にはさまざまな方法があります。1つはWindows 10のタスクマネージャーを使う方法です。タスクバーを右クリックし、タスクマネージャーを選びます。あるいは、キーボードコマンドのCTRL+SHIFT+ESCでもタスクマネージャーが起動します。あとはスタートアップタブを選び、有効/無効にしたいプログラムを選んでください。

有効/無効を決める大まかなルールはシンプルでかまいません。毎日使っているわけではないプログラムは、無効にしてしまいましょう。また、キーボードやプリンターといったハードウェアを使うために必要でないプログラムも、無効にしてかまわないはずです。さらに、『CCleaner』のようなサードパーティのソフトウェアの中には、スタートアップ設定がオプションで用意されているものがあります。CCleanerを起動し、Tools >Startupと進んでみましょう。この機能は、ほかにもさまざまなスタートアッププログラムの有効/無効の切り替えに使えます。

たいていのユーザーなら、タスクマネージャーとCCleanerで起動設定を変えれば十分でしょう。しかし、さらに多くのスタートアッププログラムを見つけてくれるツールもあります。「Windows Sysinternals」ツールキットの1つ、Microsoftの『Autoruns』は、まさにこのためのツールです。AutorunsのLogonタブには、CCleanerのStartup機能と比べても2倍の数のプログラムが表示されます。Autoruns上で起動プログラムを無効化する場合は、該当するボックスからチェックを外しましょう。設定はとても簡単ですし、スタートアッププログラムを整理すれば、間違いなくマシンが高速化するはずです。

スタートアップの最適化の仕上げに、Windows 10で設定項目に追加された「バックグラウンドアプリ」も無効化しておきましょう。これは「プライバシー」から設定が可能です。Windowsキー+Iを同時押しして設定を開き、プライバシー>バックグラウンドアプリ(メニューの一番下にあります)と進みます。ここにある中で「設定」以外のアプリはすべてオフにしてかまいません。

3. CPU使用設定の最適化

 

プログラムの中には、CPUリソースを浪費するものがあります。こうしたプログラムのせいでほかのソフトの動作が遅くなったり、ひどい場合にはまったく動かなくなったりする場合さえあります。このようなCPUの効率的な利用を妨げているプログラムをすべて突き止めるのは難しいのですが、いくつかは簡単な方法で回避可能です。

不要なシステムプロセスも、CPUのパフォーマンスを落とす要因になります。こうしたプロセスの1つがOneDriveです。OneDriveはバックグラウンドでファイルを同期しますが、このサービスを使ってない場合にはこれは無駄な動作になります。無効化するには、まずローカルグループポリシーエディターを起動しましょう。Windowsキー+Rでファイル名を指定して実行を起動し、gpedit.mscと入力してエンターキーを押します。コンピューターの構成>管理用テンプレート>Windowsコンポーネント>OneDriveと選び、「OneDriveをファイル記憶域として使用できないようにする」を有効にします。

Windowsに関するヒントを表示するも、オフにしておきたいWindowsプロセスです。そのままにしておいても別に害はないように思えるかもしれませんが、このプロセスは実は、マシンをスキャンして、ユーザーそれぞれにカスタマイズされたヒントを表示しています。ただしその分、パフォーマンスは犠牲になってしまうわけです。オフにするには、スタートメニュー>設定>通知と操作>Windowsに関するヒントを表示すると進んでオフを選びましょう。

こんなささやかな設定変更でも、ユーザーによっては驚くほどのパフォーマンス向上につながるのです。

4. メモリ使用の最適化

 

マシン速度に関して大きな要素となるのがメモリです。残念ながら、システムプロセスの中にはメモリを浪費し、ファイルが開くまでの時間をスローダウンさせるものがあります。こうしたプロセスには、Windows 10のデフォルト表示設定などが含まれていて、インストール時からマシンを遅くする要因になっているかもしれません。

メモリ使用量を最適化する方法として、Windowsの視覚効果の設定を変更するやり方があります。まずはWindowsキー+X>コントロールパネル>システムとセキュリティ>システム>システムの詳細設定>詳細設定>パフォーマンス> 視覚効果と進んでください。ここでパフォーマンスを優先するのラジオボタンをオンにします。

さらに詳細設定タブに切り替えましょう。次を最適パフォーマンスに調整の下のラジオボタンでプログラムを選択します。それから仮想メモリの下の変更...ボタンをクリックしましょう。仮想メモリの設定ウィンドウが開くので、すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理するのチェックを外します。さらにカスタムサイズを選んで初期サイズおよび最大サイズの入力欄に、その下の推奨に表示されている数字を記入します。

入力が済んだらOKボタンをクリックしましょう。これでプログラムの起動がずっと速くなるはずです。

5. ファイル検索の高速化

 

平均的なユーザーなら、エクスプローラーはデフォルト設定で問題なく使えるでしょう。ただしパワーユーザーとなると、Windows 10のエクスプローラーはどうにも物足りません。複数のフォルダに保存されている複数のファイルタイプを変更する必要がある場合はなおさらです。

ファイル管理用のソフトを使えば、ファイルの検索や管理に要する時間を節約できます。原文筆者の個人的なお気に入りは、『Clover』です。これはウェブブラウザの『Chrome』に似た表示形式のファイルエクスプローラーで、「フォルダを複数ウィンドウではなくタブで開く」「マウスのミドルボタンでクリックするとフォルダを新しいタブで開く」といった便利な機能が用意されています。このツールを使っても、マシンのスピードアップにはつながらないのですが、筆者はもうこれがなければファイルの管理ができないほど頼りにしています。

6. 無駄なプリインストール・アプリを削除する

 

さて、無事アップグレードも終わったので、Windows 10オペレーティングシステムを使ってみましょう。でもちょっと待ってください。見慣れないプログラムがあるようです。

残念ながら、Windows 10もブロートウェア(不要なプリインストール・アプリ)とは無縁ではありません。こうしたタイプのプログラムの厄介な点は、ドライブの容量を食うだけにとどまりません。定期的にアップデートされるという問題もあります。中にはバックグラウンドで動作し、マシンのパフォーマンスを損なうものもあります。

こうしたプログラムは、Windows 10デフォルトのアンインストール・プログラムで削除できます。アンインストール・プログラムを起動するには、Windowsキー+ X >コントロールパネル>プログラム>プログラムのアンインストールと進みます。ツールバーやウィジェット関連のプログラムなら、即座にアンインストールしてしまいましょう。そのプログラムが何をしているかわからない場合は、必要なものかどうか、オンラインで調べて確認してください。

もしサードパーティのアンインストーラを使うなら、筆者のお勧めは『Revo Uninstaller』です。これなら徹底的にプログラムをアンインストールしてくれます。さらにこのソフトには「Hunter Mode(ハンターモード)」も装備されています。邪魔なポップアップが表示されて困っているなら、Hunter Modeを起動してアイコンをクリックしてください。あとはRevo Uninstallerが、原因となっているプログラムを突き止めてあっという間にアンインストールしてくれます。

ブロートウェアをアンインストールする重要性を決して侮らないでください。というのも、こうしたプログラムにはマルウェアの源になる恐れもあるからです。

7. シャットダウンの高速化

 

Windows 10のスピードアップに終わりはありません。シャットダウンや休止状態も高速化が可能です。実行されていたプロセスの終了に時間がかかるため、なかなかシャットダウンしないマシンもあります。この問題を解決するには、速やかにマシンをシャットダウンするショートカットを作成しましょう。このようなショートカットがあれば、シャットダウンだけでなく、休止状態や再起動、さらには高度な起動設定といった操作に素早くアクセスできます。

シャットダウンにあまりに時間がかかるようなら、デスクトップの何もないところを右クリックし、新規作成>ショートカットを選択します。以下のリストからそのショートカットに割り当てたいアクションを選び、それに対応するコマンド(ハイフンは不要です)をコピーして、表示されるプロンプトに貼り付けます。さらに対応するアクションの名前をつけておきましょう。

シャットダウン - %windir%\System32\shutdown.exe /s /t 0休止状態 - %windir%\System32\shutdown.exe -h再起動 - Shutdown -r -t 00高度な起動設定 - %windir%\system32\shutdown.exe /r /o /f /t 00

これらのコマンドにさらに素早くアクセスしたいなら、アクションを起動させるキーボードコマンドを設定しましょう。作成したショートカットファイルを右クリックし、プロパティを選び、ショートカットキーの入力欄にカーソルを置きます。入力欄をクリックしてから、キーボードの任意の文字キーを押すと、WindowsがCTRL+ALT+[選択した文字]というコマンドを作成してくれます。筆者は、休止状態に入る機能には「CTRL+ALT+H」を割り当てていますが、文字キーは何でも好きなものでかまいません。さらに、こうしたショートカットを隠して、デスクトップをすっきりさせることも可能です。デスクトップの何もないところを右クリックし、表示を選んで、デスクトップアイコンの表示に入っているチェックを外してみてください。

8. SSD/SSHDの導入を検討する

 

インターネットにはさまざまな設定方法が載っていますが、どんな方法であれ、ハードディスクドライブ(HDD)をソリッドステートドライブ(SSD)に換装するほどのスピードアップ効果は期待できません。SSDは、ランダムアクセスメモリ(RAM)に似た「フラッシュメモリ」と呼ばれるより高速な種類のメモリを用いて、大幅な高速化を実現しています。

残念ながら、SSDは1GBあたりの単価で見ると、HDDより3倍ほど割高です。全部SSDにするのは費用の関係で難しいけれど、数GB分だけ高速になれば良いという人は、ソリッドステートハイブリッドドライブ(SSHD)を検討してみてください。これは大容量のHDDと小容量のSSDを1つのパッケージに収めた製品です。

また、ユーザーファイルやインストールされたWindowsを丸ごとHDDからSSDに移行するのは、簡単なプロセスです。「違いなんてあるの?」と疑っている人には、筆者の実体験をお伝えしましょう。数カ月前にHDDからSSDに換装してからというもの、筆者のマシンの起動時間は数秒を上回ったことがありません。

速度の遅いWindows 10でもあきらめないで

 

Windows 10にしてから動作速度がどうも遅い場合でも、決して「こんなものか」とあきらめないでください。確かに、マシンが最適化された状態をキープするために習慣づけておくべき事柄はいくつかあります。とはいえ、ここまで挙げてきた設定を実行に移せば、たった一度で劇的なパフォーマンス向上が期待できるはずです

あなたはWindows 10の高速化のためにどんな方法を用いていますか? この記事でお気に入りの方法が紹介されていれば何よりです。

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