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長期間使用しないバッテリーの保管方法

2017年11月10日 16:17

リチウムイオン電池は満充電で保管すると劣化を早め、未充電だと過放電状態となり、一気に損傷することがあります。充電電池には一般に自己放電という性質があり、使用していなくとも徐々に充電量が低下していきます。

 

放電終止電圧で保管するのがベストなのですが、この状態で長期に保管すると自己放電により過放電状態になるんです。放電終止電圧付近での保管が理想なものの、過放電が怖いのでこれを避けるようにしなければなりません。100%でも0%でも悪影響があり劣化が進んでしまいますので、保管時には30%から40%程度の充電量が良いとされています。

 

こうした保管を実現するにはいくつかの方法があり、使い切った状態で保管するものの定期的に充電し使い切るか、あるいは多少自己放電しても過放電にならぬよう、半充電状態で保管するなどがあります。

 

また、長期保管した再度利用したい場合には、使用する前に満充電まで充電するのがオススメです。30%から40%程度で保管しているので、使おうと思えばそのまま使用できる場合もありますが、これも劣化を早める可能性があるので満充電してから使用することが推奨されています。

 

 バッテリーお取扱いとご使用方法について、下記3ポイントをまとめました

1)バッテリーを充電しておいても長期間未使用の状態ですと、自然放電し電気容量が失われてしまいます。長期保存後、バッテリーを再度充電してください。

2)お客様が購入されたバッテリーは、放電した状態でお手元に届きますのでご使用前に必ず充電してください。初めてお使いになる(もしくは長期間使わないで保存していた)場合は、バッテリー性能を最大に引き出す為にご使用前に2?3回の充・放電を行ってください。

3)バッテリーを1ヶ月以上ご使用にならない場合は機器から取り出し、涼しく乾燥した汚れのない場所に保管してください。 充・放電の際に電池が暖かくなりますが、異常ではありません。

 
 

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