Google、スマホなど向け次期OS「Android N」の開発コード名を「Nougat（ヌガー）」と発表

次期Androidの開発コード名は「Nougat（ヌガー）」に正式決定！

Googleは30日（現地時間）、同社が開発・提供するスマートフォン（スマホ）やタブレットなどのOS「Android」の次期バージョン「Android N」の開発コード名をソフトキャンディーの「Nougat（ヌガー）」にすると発表しています。

Nougatは砂糖や水飴、はちみつなどを煮詰め、ナッツ類やドライフルーツなどを混ぜて冷やして固めたフランスのお菓子。わかりやすいところではスニッカーズ（ピーナッツのヌガーをキャラメルやチョコレートで覆ったもの）の中身で、おこしの洋菓子版みたいなやつ。

引き続き、バージョン番号は明らかにされておらず、現時点では開発者向けプレビュー版第4弾「Android N Developer Preview 4」がリリース済み。今月に最終プレビュー版「Android N Developer Preview 5」、今年の晩夏（8～9月）に正式版がリリースされる予定。

Androidの開発コード名はAndroid 1.5から開発コード名としてアルファベット順の頭文字によるお菓子の愛称が付けられており、次期バージョンは"N"からはじまるお菓子の名前が付けられることになっていました。

毎回、どんなお菓子の名前が付けられるのか話題となりますが、今回は特設Webページ にてどういったお菓子があるのか広く募集していました。

応募を締め切り、近日中に発表することが案内されていましたが、今回、Androidの公式Twitterアカウント（ @Android ）にて正式にNougatになることが発表されました。

恒例のGoogle本社前にはNougatに乗ったドロイド君のマスコットも置かれています。なお、バージョン番号はGoogle I/O 2016で紹介されていたAndroid Nの画面の時計が7時だったことから7.0になると予想されています。