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iPhoneのバッテリー寿命をチェックする方法

2017年10月12日 14:22

最近、iPhoneの充電を頻繁にしなくてはならなくなった、と感じたら、バッテリーが充放電を繰り返して弱っているのかもしれません。iPhoneなどiOSデバイスのバッテリーの状態をチェックできる方法をご紹介します。

バッテリーの状態を示す「フル充電サイクル」

iPhoneやMacなどのApple製品は、バッテリーの「フル充電サイクル」の数字によって、状態を把握することができます。

フル充電サイクルの1サイクルは、残量0から100%まで充電することを指します。例えば、25%から75%までの充電なら、2回で1サイクルに相当します。単純に充電した回数ではないので注意が必要です。

Appleは各製品のバッテリー寿命の目安を公開

Appleは、製品ごとに目安となるフル充電サイクルを何回繰り返した時に、本来の容量の最大何%を維持できる設計がされているかを公開しています。

 

  • iPhone:フル充電サイクルを500回繰り返した時に本来の容量の最大80%
  • iPad:フル充電サイクルを1,000回繰り返した時に本来の容量の最大80%
  • iPod:フル充電サイクルを400回繰り返した時に本来の容量の最大80%
  • MacBook:フル充電サイクルを1,000回繰り返した時に本来の容量の最大80%

 

Macの場合は、システムレポートの電源メニューから簡単に充放電回数を見ることができますが、iOSデバイス単体ではフル充電サイクルを把握することができません。

 

確認にはパソコンが必要となってしまいますが、海外メディアPhoneArenaが、MacユーザーとWindowsユーザー向けの方法を取り上げているのでご紹介します。

 

なお、インターネットからアプリをダウンロード、インストールすることによるリスクを伴うことをご了承ください。

Macなら無料アプリで簡単にチェック可能

Macユーザーは、シンプルな操作のフリーアプリ「coconut Battery」をダウンロード&インストールし、LightningケーブルでiOSデバイスと接続すると、「iOS Device」タブにiPhoneのバッテリー状態が表示されます。

Windowsユーザーは試用版ソフトでチェック可能

WIndowsユーザーは、以下の手順で「iBackupBot」の試用版を使ってiPhoneのバッテリー状態をチェックできます。iBackupBotには、Mac版もあります。

 

Webサイトからダウンロードしてインストールします。

左下のウィンドウに表示される、自分のiPhoneの名前を開きます。

「More Information」をクリックすると、「Battery」の「CycleCount」に、フル充電サイクルの数字が表示されます。

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